これから薬剤師を目指していて「自分は薬剤師の仕事を長く続けていけるだろうか」と不安に感じてしまっている方に、数多くの薬剤師の情報から薬剤師に向いている性格や素質を上げていこうと思います。

責任感が強い人

人の体調を左右する薬剤を取り扱う仕事のため、薬剤師には責任感の強さが求められます。ただ処方箋に従って調剤を行えばいいのではなく、患者さまへの聞き取り、服薬指導、処方箋について医師に疑義照会したりと、経験と知識をもとに判断し業務を行わなければなりません。
これらの業務をこなすには、自身の判断が患者さまの体調に影響することを自覚し、仕事や判断に対し強い責任感を持つ必要があります。

勉強し続けることが苦にならない人

医療・薬学の世界は日々進歩しています。そして、病院や薬局の現場では新薬や新しい治療方法にその都度対応していかなければなりません。
国家試験に合格し薬剤師になっても、勉強を続けていく必要があるのです。常に新しい情報を受け入れるようにアンテナを高く持てる向上心の高い人が向いているといえるでしょう。
薬剤師として働き始めた後も勉強を続ける方法として、薬剤師会などで開催される勉強会やセミナー、講演会の参加が挙げられます。
薬剤師を目指す人は、自己研鑽できる意欲を持ち、環境作りも大切です。薬学部のある大学へ通う事になりますが、大学の近くに住むようにして勉強しやすい環境に身を置きましょう。また都内や千葉県の大学にも多い学生マンションであれば食事付き家具付きなど物件もあるので探してみると良いでしょう。
参考：千葉大学(西千葉キャンパス)生のための学生マンション｜学生マンションドットコム
一人暮らしになるなら食事も出てくる学生マンションがおすすめです。

コミュニケーション力

薬剤師はコミュニケーション力を求められます。薬剤師はただ薬を調剤するだけではなく、服薬の仕方や効果についての説明や服用後にきちんと効果が出ているのか、副作用は起きていないかをフォローする役割も担っています。そのため、患者さまが安心して薬を服用できるとも大切な仕事であるため、コミュニケーション力が重要なのです。
また、効率的に業務を行うには同僚の薬剤師や医師、医療スタッフなどと連携や相談が必要です。高いコミュニケーション能力は、人と接することが多い薬剤師にとって大きな強みとなります。

まとめ

薬剤師は薬を正確に調合・管理する必要があるため、資格取得後も勤勉である人が向いています。患者さまとコミュニケーションを取ることができ、仕事に対する責任感も薬剤師にとって重要な要素です。
薬剤師を目指す際は、自身の性格や特徴について見直してみましょう。客観的に薬剤師としての向き不向きを考えたうえで、気になる点があれば改善し努力すれば、薬剤師としての活躍に近づけるはずです。