看護師のキャリアアップ

ノートとペン

看護師としてのスキルを高めていく道を選ぶ

看護師は医療や福祉の仕事をしていく上でとても重要な資格と言うことができ、看護師の資格を持っているとたくさんのキャリアアップの道が開かれます。
同じ医療の分野で自分を磨いていくこともできますし、少し分野が異なる福祉の分野でスキルを活かすこともできます。
自分の資質と気持ち次第でいろいろな選択肢を選ぶことができますので、じっくりと将来のことを見据えてキャリアアップに励みたいものです。

一つの道として選べるのが、看護師という仕事の中でキャリアアップを図ることです。
看護師の中でもより専門性の高い認定看護師などの資格を取ることができます。
それぞれの診療科目ごとに、独自の認定看護師の制度があって、その分野における高い専門知識と実務経験、看護技術があると認定された人に与えられる資格です。

当然この資格を持っていれば、その診療科目において自分のできることは広がっていきますし、より深いレベルで患者さんの助けになれます。
また、転職をするにあたっても、認定看護師の資格を持っていると、より高いスキルを求める医療機関からの引き合いが強くなりますので、有利な立場に立てます。
資格手当や役職手当なども付いて、雇用条件の改善も見込めるのもうれしいところです。

介護系の道に進むという手もある

看護の分野と共に、国内で非常にニーズが高いのが介護の業界です。
超高齢化社会となりつつある日本においては、高いスキルを持っている介護のエキスパートの存在はとても高く評価されます。

介護関連の資格を取ってこの分野で活躍してみるという選択肢もあります。
看護師の仕事と似ているところも多いですし、介護の資格と看護師の資格があれば、かなり広範囲にわたって専門的な業務ができるようになりますので、やりがいを感じられるでしょう。
また、介護の求人は多いので、転職をするにしても便利という側面もあります。

助産師や保健師などの資格を取って専門分野で働くこともできる

看護師の資格を足掛かりにして、より専門性の高い資格を取ることもできます。
保健師や助産師がその例で、看護師の資格を持っていると、こうした仕事がよりしやすくなります。
様々な分野の業務を行う看護師に対して、こうした保健師や助産師は決まった分野に集中して取り組むことになりますので、よりスキルを伸ばしていけるという点がメリットです。

もちろん、こうした仕事に就くにあたっては、自分の希望というものがとても重要な要素となりますので、その後ずっとその分野で働きたいと思っているかどうかを自己吟味しましょう。
その上で、キャリアアップのために養成機関に通うなどの具体的な行動に移ることができます。

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